うずら母、90歳を預かる。
2002年4月6日うずら母には育ての親がいて、その人は母の実家の隣に住んでるばあさんなのですが、
90歳になったこともあって、うちで預かることになりました。
育ての親っていっても、ちゃんと本当のばあさんもまだ健在なんです。
だけど、むかしの田舎の農家だから、兄弟が猫のように多くて、
さらに寝たきりの大ばあさんとか、出もどりの小姑とかうじゃうじゃいて、
うずら母は幼いころ、忙しい母親に甘えられず寂しい思いをしたらしいのです。
そんなとき、隣に住んでた独身のおばさんが、うずら母を秘蔵子にしてかわいがったということです。
学校から帰ると、実家よりまず、このばあさんの家にただいま〜と
上がりこむ感じだったとか。
そんなこんなで、われわれも、物心ついて以来、本当のばあさんのようにして付き合ってきたのです。
ばあさんには、へそくりがあって、子どもがいない。
ご近所やら、遠縁やらは、ばあさんを老人ホームに入れて、
へそくりをだましとろうとする陰謀を、着々と進めていたようです。
ばあさんは、老人ホームなんて入りたくないって言ってたのに。
そんなごたごたに巻き込まれそうになった母は、
年だし、身よりないし、預からないとねーと、
腹をくくったようだ。そしたら、勝手に老人ホームに入れられることもなくなるし。
年寄りのへそくりなんてみみっちいもの、いらんしね。
うずら家では、ばあさんの世話に必要な分と葬式費用だけもらって、あとは町にでも寄付しようと決まった。
ばあさんはいざこざに巻き込まれて、すっかり疲れ果てている。
そしてうずらに言った
「女の幸せは、結婚や!!身寄りがないから、こんな面倒なことになる。
あんたのお母さんにも迷惑かけるし・・・
・・・・・わしは、あんたの将来が今、一番心配やわ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句。
おいおいおいおいおい・・・・自分の健康、心配してくれ。90なんだから。
90歳まで、現役の職業婦人だったばあさんは、内心うずらのあこがれだった。
気ままな一人暮らしや、年をとっても自立してかくしゃくとしてるところとか。
そのばあさんにそんなこと、言われるなんて・・・・・・・。
憎らしいほど、頭クリアーだしね、ばあさん。
ぐさっときたよ。
老人介護問題に揺れる、うずら家でした。
90歳になったこともあって、うちで預かることになりました。
育ての親っていっても、ちゃんと本当のばあさんもまだ健在なんです。
だけど、むかしの田舎の農家だから、兄弟が猫のように多くて、
さらに寝たきりの大ばあさんとか、出もどりの小姑とかうじゃうじゃいて、
うずら母は幼いころ、忙しい母親に甘えられず寂しい思いをしたらしいのです。
そんなとき、隣に住んでた独身のおばさんが、うずら母を秘蔵子にしてかわいがったということです。
学校から帰ると、実家よりまず、このばあさんの家にただいま〜と
上がりこむ感じだったとか。
そんなこんなで、われわれも、物心ついて以来、本当のばあさんのようにして付き合ってきたのです。
ばあさんには、へそくりがあって、子どもがいない。
ご近所やら、遠縁やらは、ばあさんを老人ホームに入れて、
へそくりをだましとろうとする陰謀を、着々と進めていたようです。
ばあさんは、老人ホームなんて入りたくないって言ってたのに。
そんなごたごたに巻き込まれそうになった母は、
年だし、身よりないし、預からないとねーと、
腹をくくったようだ。そしたら、勝手に老人ホームに入れられることもなくなるし。
年寄りのへそくりなんてみみっちいもの、いらんしね。
うずら家では、ばあさんの世話に必要な分と葬式費用だけもらって、あとは町にでも寄付しようと決まった。
ばあさんはいざこざに巻き込まれて、すっかり疲れ果てている。
そしてうずらに言った
「女の幸せは、結婚や!!身寄りがないから、こんな面倒なことになる。
あんたのお母さんにも迷惑かけるし・・・
・・・・・わしは、あんたの将来が今、一番心配やわ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶句。
おいおいおいおいおい・・・・自分の健康、心配してくれ。90なんだから。
90歳まで、現役の職業婦人だったばあさんは、内心うずらのあこがれだった。
気ままな一人暮らしや、年をとっても自立してかくしゃくとしてるところとか。
そのばあさんにそんなこと、言われるなんて・・・・・・・。
憎らしいほど、頭クリアーだしね、ばあさん。
ぐさっときたよ。
老人介護問題に揺れる、うずら家でした。
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