お兄さんは同じ職場の人だったぃ!パート2
2002年5月12日※メールで知り合ったお兄ちゃんと飲みに行ったうずら。梯子した店では、しらけた団体客を横目にワイングラスを傾けていた。
〇國銀行の団体客は、12人くらいいたか。
行員のくせに、つのだ☆ひろが混じってるぞ!
ハゲ頭レスラーで窓口にいるわけ?
立ち上がってまで大騒ぎしてるバブル期にはしゃいだだろうおばさん、
仕切りすぎ&うるさすぎよ。
この中にも、金をもらったら付き合ってよい、と考えられる人はいない。
いいかげん、人をお金で換算するのはやめようよ、わたし!
人間観察にも飽きてきたわたしは、店の棚に堂々と鎮座する、
ある気持ち悪いものに気づいた。
わたし「ねぇ、あの置物、すっごく気持ち悪くない?」
お兄ちゃん「しっ、見ちゃダメだよ。おいおい、指さすなぁ!」
それは、ふた昔くらい前にはやったロープ細工人形のような白い、気持ち悪い物体。
タワーか?人形か?ちょっぴり薄汚れてる。いったい何なのか見当もつかない。
「きぇー、気持ち悪いぃい」と叫びながら、近づき触ると、
冷たく、滑らかな手触り。ぎぃえッツ!!!??
「それが気に入りましたかっ!?」
振り向くと、マスターが満面の笑み。
「え・・・ええ・・・すっ・・・すて・・・きだなァァ・・って・・・」
さんざん馬鹿にしてた引け目から、
愛くるしい笑顔つきの、うそをとっさについた。
それがよくなかった。
延々と、マスターの
〜ローソク談義〜
次第に熱を帯びてくる。「こっちのはハワイのでね〜和ろうそくって言うのはさ〜」
止めに入るかと思ったら、ママまで混ざって盛り上がる。
・・・・やばい、ろうそく愛好家だ。
彼らの友人たちは、きっと地雷だと思って常に話題に注意してるだろうに・・・。
「ろうそくの店」とでも表に書いてあれば、こんなことには・・・・。
・・・約20分経過。席に着いてからもしつこく話してくれる。
だが、わたしの愛くるしい相づちのおかげで、パスタをサービスしてもらう。
で、ようやくローソクから開放され、疲れ果てて帰ろうとしたら・・・
わたしの大事な傘がねぇよ!!
一本しか仕入れてないんだよ、傘やさんでもさっ。
すっごくもったいなさそうに売ってもらったんだから!!!!!
代わりに置いてあるのは、超センスの悪いモスキーノの傘じゃ。
おいおいおいおいおい、どうやって間違うのよ、このド派手な傘とわたしのシックな傘をさ。
そりゃ、もう大騒ぎさ。
ぜったい間違えて持っていきやがったので、(しかも客はあと2組しかおらんかったし)
わたしは、ほかの客に当たってくれるよう店の人に頼んだ。
ローソク談義の間に、北〇銀行のおっさんたちは帰ってた。
犯人はやつらもしくは、合コンで敵前逃亡した女の子じゃ!!
というわけで、つのだ☆ひろと連絡がついたので、なぐり込む
(なんせ酔っ払ってるからさ〜)
先ほどまでの盛り下がりを証明するかのように、
おばさんとはいえ女性軍は残らず逃走したようで、
そこではヤローたちがダサーくカウンターで飲んでた。
すんませんね〜と言って、一応確認する。
向こうは酔ってるし、獲物(おばさんたち)は消えるしで
「犯人扱いしやがって〜」と、かなりご立腹。
いきなり「じゃ、全員にビールおごりね」と言い出す。
おいおい、行員。
血税で高い給料もらっておきながら、あんたらの銀行メインバンクにしてるわたしにそれないんじゃない?
謝ったやん、調子に乗るなよ。
酔っ払ってよく覚えてないけど、こっちのお兄ちゃんも怒ったらしくて、
「表へ出ろい」って感じでけんかになりそうになった。
仕方ないので、お色気作戦で切り抜けたぜ。
「お・い・た・は・だ・めっ」って言って、
つのだ☆ひろたちのほっぺをペタペタしてやったら、
途端に機嫌が直った。
後は握手して、愛くるしい瞳で見つめて「ねぇっ?」と首を傾げるのだった。
バカだね、おやじ。バカだね、酔ったわたし。
「だってぇ〜大切にしてたんだもん〜もう泣いちゃいそうなの〜ごめんなさぁい」
えぇ〜い、ちょっと泣きまねもサービスだ!もってけドロボー!!
さっきまで飲んでた同僚のうるさいおばはんたちに比べたら、
きっと天使に見えたんだろうな〜。見る見る目じりが下がっていくぜ。
なんとか泥酔じじいたちから逃れ、カラオケに行く。
そこで。お兄ちゃんが申込書に名前を書く。
その名前・・・・・あとで知ったのだけど同じ役場の人だった。
部署は違うけどね。
向こうはわたしの職場やらなんやら知ってたくせに、黙ってたんだ。
ずるーーーい!!!
そりゃ、気まずいけどさ・・・。
ていうか、名前も知らない奴と、飲みに行くなって?
そうなの、反省してるの。
しかも帰りは、お兄ちゃんにひざ枕を要求し。
街中で寝転んで酔いを覚ましてから、何もさせずに帰ったわたし。
お兄ちゃんの手や顔には、きっと無数のあざや引っかき傷が。
「触んなっ!!」とか言って、殴りつけた記憶やなんかがあるわ。
それでも根気よく送ってくれたお兄ちゃん、あんたええ人や。
つぇーわたし。そして、反省。
きっと、甘えたかったのだわ。傘は失ったけど、とりあえずストレス発散し満足しました。
お兄ちゃんにはもう会えない。だって同じ職場だもん。
異動で一緒になる危険性があるのに、これ以上失態を見せるわけには・・・・。
〇國銀行の団体客は、12人くらいいたか。
行員のくせに、つのだ☆ひろが混じってるぞ!
ハゲ頭レスラーで窓口にいるわけ?
立ち上がってまで大騒ぎしてるバブル期にはしゃいだだろうおばさん、
仕切りすぎ&うるさすぎよ。
この中にも、金をもらったら付き合ってよい、と考えられる人はいない。
いいかげん、人をお金で換算するのはやめようよ、わたし!
人間観察にも飽きてきたわたしは、店の棚に堂々と鎮座する、
ある気持ち悪いものに気づいた。
わたし「ねぇ、あの置物、すっごく気持ち悪くない?」
お兄ちゃん「しっ、見ちゃダメだよ。おいおい、指さすなぁ!」
それは、ふた昔くらい前にはやったロープ細工人形のような白い、気持ち悪い物体。
タワーか?人形か?ちょっぴり薄汚れてる。いったい何なのか見当もつかない。
「きぇー、気持ち悪いぃい」と叫びながら、近づき触ると、
冷たく、滑らかな手触り。ぎぃえッツ!!!??
「それが気に入りましたかっ!?」
振り向くと、マスターが満面の笑み。
「え・・・ええ・・・すっ・・・すて・・・きだなァァ・・って・・・」
さんざん馬鹿にしてた引け目から、
愛くるしい笑顔つきの、うそをとっさについた。
それがよくなかった。
延々と、マスターの
〜ローソク談義〜
次第に熱を帯びてくる。「こっちのはハワイのでね〜和ろうそくって言うのはさ〜」
止めに入るかと思ったら、ママまで混ざって盛り上がる。
・・・・やばい、ろうそく愛好家だ。
彼らの友人たちは、きっと地雷だと思って常に話題に注意してるだろうに・・・。
「ろうそくの店」とでも表に書いてあれば、こんなことには・・・・。
・・・約20分経過。席に着いてからもしつこく話してくれる。
だが、わたしの愛くるしい相づちのおかげで、パスタをサービスしてもらう。
で、ようやくローソクから開放され、疲れ果てて帰ろうとしたら・・・
わたしの大事な傘がねぇよ!!
一本しか仕入れてないんだよ、傘やさんでもさっ。
すっごくもったいなさそうに売ってもらったんだから!!!!!
代わりに置いてあるのは、超センスの悪いモスキーノの傘じゃ。
おいおいおいおいおい、どうやって間違うのよ、このド派手な傘とわたしのシックな傘をさ。
そりゃ、もう大騒ぎさ。
ぜったい間違えて持っていきやがったので、(しかも客はあと2組しかおらんかったし)
わたしは、ほかの客に当たってくれるよう店の人に頼んだ。
ローソク談義の間に、北〇銀行のおっさんたちは帰ってた。
犯人はやつらもしくは、合コンで敵前逃亡した女の子じゃ!!
というわけで、つのだ☆ひろと連絡がついたので、なぐり込む
(なんせ酔っ払ってるからさ〜)
先ほどまでの盛り下がりを証明するかのように、
おばさんとはいえ女性軍は残らず逃走したようで、
そこではヤローたちがダサーくカウンターで飲んでた。
すんませんね〜と言って、一応確認する。
向こうは酔ってるし、獲物(おばさんたち)は消えるしで
「犯人扱いしやがって〜」と、かなりご立腹。
いきなり「じゃ、全員にビールおごりね」と言い出す。
おいおい、行員。
血税で高い給料もらっておきながら、あんたらの銀行メインバンクにしてるわたしにそれないんじゃない?
謝ったやん、調子に乗るなよ。
酔っ払ってよく覚えてないけど、こっちのお兄ちゃんも怒ったらしくて、
「表へ出ろい」って感じでけんかになりそうになった。
仕方ないので、お色気作戦で切り抜けたぜ。
「お・い・た・は・だ・めっ」って言って、
つのだ☆ひろたちのほっぺをペタペタしてやったら、
途端に機嫌が直った。
後は握手して、愛くるしい瞳で見つめて「ねぇっ?」と首を傾げるのだった。
バカだね、おやじ。バカだね、酔ったわたし。
「だってぇ〜大切にしてたんだもん〜もう泣いちゃいそうなの〜ごめんなさぁい」
えぇ〜い、ちょっと泣きまねもサービスだ!もってけドロボー!!
さっきまで飲んでた同僚のうるさいおばはんたちに比べたら、
きっと天使に見えたんだろうな〜。見る見る目じりが下がっていくぜ。
なんとか泥酔じじいたちから逃れ、カラオケに行く。
そこで。お兄ちゃんが申込書に名前を書く。
その名前・・・・・あとで知ったのだけど同じ役場の人だった。
部署は違うけどね。
向こうはわたしの職場やらなんやら知ってたくせに、黙ってたんだ。
ずるーーーい!!!
そりゃ、気まずいけどさ・・・。
ていうか、名前も知らない奴と、飲みに行くなって?
そうなの、反省してるの。
しかも帰りは、お兄ちゃんにひざ枕を要求し。
街中で寝転んで酔いを覚ましてから、何もさせずに帰ったわたし。
お兄ちゃんの手や顔には、きっと無数のあざや引っかき傷が。
「触んなっ!!」とか言って、殴りつけた記憶やなんかがあるわ。
それでも根気よく送ってくれたお兄ちゃん、あんたええ人や。
つぇーわたし。そして、反省。
きっと、甘えたかったのだわ。傘は失ったけど、とりあえずストレス発散し満足しました。
お兄ちゃんにはもう会えない。だって同じ職場だもん。
異動で一緒になる危険性があるのに、これ以上失態を見せるわけには・・・・。
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