ピアフを聞きながら
2002年5月30日アパートの隣人は、声でかいし、
常識ないし、
最低のバカ男だ。
ベランダで焼肉焼くわ、
玄関にビール流して捨てるわ、
生ゴミ玄関に出して出張行くわ、
(カラスさん大喜び!)
夜中の4時に大音量でロック流すし、
朝5時ごろに、
大声で電話してるし、
同じ一つの曲を、エンドレスで
丸二日、大音量で流し続けたり。
あほか。るせぇんだよ。
一度、逆襲してシティFMの“ど演歌”を
大音量で、壁に向かって流してやった。
そしたら、
ガンガン、壁叩きやがるの。
あぁあん?・・・火ぃつけたろかァァ?
(うちも燃えちゃうって・・・・)
見た目は、裸の大将。
絶対、かかわり合いになりたくない。
そんな隣人、
ある日、大阪に住む彼女が
遊びに来た(大声だから筒抜け)。
でっかい声で、けんかで怒鳴りあうように
しゃべくる。
声、でっけぇんだよ・・・。
わたしは、しかし
元彼の
「お前はどうして茶髪にしたんだ。
親からもらった身体っていうのはな〜」
そして
「東京の街は、いい女が多すぎて見てるこっちが欲求不満になるから、
大嫌いだ。都会と痴漢の関係っていうのはさ〜」
という話題がコロコロ変わりながらも
脈絡なく延々と続く、ありがたい酔っ払いのたわごとを聞いていた。
から、そんなに気にはならなかった。
(酒乱だから、こっちも声がでかい)
そのうち、
ちょっとわたしたちが黙って静かになったら、
隣から
変な
声が。
「ちょっと、隣・・・」
「は?幻聴じゃねぇの」
いや。
そんなことはありません。
でも、
すぐに
消えました(爆)
威勢がいいわりには
たいしたこと、ないのね。フぅン。若造め。
そんなんのために、
わざわざ、大阪からやってくる彼女。
そんなんでいいのか?
わたしの部屋の上には、
実は、
むかし働いてた会社の
同期が住んでいる。
最近、ほかの同期に教えられ、
その後、偶然、階段で本人にも会った。
元彼は、会社の先輩である。
知られると、ちょっと嫌だ。
なんだか、二人でいると
聞こえてんじゃないかな〜と思って
ひやひやする。
なんせ、酒乱の元彼、夜行性で話が長いのだわ。
文学論とか、延々と語って、
眠いから油断してると
「お前は、どう思う。川端のノーベル賞」
・・・どうでもいい・・・。
「バカヤロっ」
終いには
「お前と一緒にいたら、
目を覚ますのも、会社に行くのも、物を食べるのも
嫌になって、
どんどん溺れていくから、おれはお前が怖い。
つまり、お前が悪い!!」
んだってさ。
それって、
わたしが好きなんじゃないの?
それって、よくないことなのか?
わけわかんない。
どうも演劇部長にはついていけん。
わたしが下に住んでることを
知ってしまった
同期(もてなさそう・独身・彼女なし)。
済まない。
この部屋も、そして斜め下の部屋も
相当、
うるさいぞ。
(こっちはゴミ捨てたりエロい声、出したりせんけど)
お詫びに、
あなたに届くかどうかはわからんが、
華やかなシャンソンを流し
あなたのご多幸を
お祈りします。
――意味不明。
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