一生懸命働いても、
まともな上司がいないんじゃ報われないぜ。

と、いうのは

ある昼下がり、
70歳くらいのばあさんが役場にやって来た。

「こんにちは」と言って、ズカズカ事務室に入ってくるから

見覚えないし、「こんにちは、どうされました?」と
聞いたのに、

「あんたはいいから」と手でシッシッ、とされた。

プチッ。

じゃーわたしも、もういいわ。
無視して仕事続行。

ババアは、補佐に「こんにちは」と、声をかけた。

補佐(たぬさんにシェクハラしてるエロじじい)も
「ああ、あんた、またきたんか」と仲良い人のように
気の置けない感じで返事をしたから、

てっきり
お友達もしくは役所関係者と思って

放っておくことにした。

そしたら
補佐、いつの間にか席を外したらしい。

ババア「わしゃ、課長と話をしたい」というので

部屋をのぞいて見るけど、いない。

仕方ないから、待ってもらうことになった。
言っておくが、待っていてくださいなんて
わたしはお願いしてない。

なんせシッシッってされたし、
補佐の知り合いだと信じていたから。

待っても待っても、補佐も課長も来ない。

退屈そうなババアは、「ここでは茶はもらえんのか?」

というから、

仕方なく、茶を出す。

気づくと、事務室内には人が少なくなっている。

ババアは、いい話し相手を見つけた、という感じで
わたしにまとわりついてきた。

はじめは仕事について。
次は年や住所を聞いて、しまいにゃ、

「あんたきれいらと、しとるねぇ〜うちの息子にどうかねぇ〜」

「兄弟は何人おるんや?学校はどこ出たんや?」

キャーーーーー!!!!!

この人、おかしくないか?

で、でも、補佐のお友達だし、失礼があっては・・・。
わたしに名刺も出してくれたし・・・。

電話がかかってきたりして、
ババアから目を離したすきに、

ババア、課長の部屋に入ったらしい。
話し声が聞こえる。

わたし「あーよかった、課長が戻られたんだぁ」と
ホッとしておりました。

用事があって、別室に行くと
うちのツボネが
「こっちにきとるまっし。まだ帰らんのやろ、コレ」と

くるくるぱーの合図を。

えええ。

みんな知ってたのか?

知ってて、わたしに何も教えてくれず、
逃げたのか?

ていうか、管理職が
まず、一目散に逃げるなんて・・・。

あんたらが5分か、10分相手するだけで、
満足して帰るものを・・・

40分以上はいたよ。
わたしの貴重な勤務時間をつぶして。

普段、なにもすることなくて
パソコンであそんだり

役場のお友達と電話でおしゃべりしたり
(もちろん仕事と関係ない)

かわいい女の子をじーーーーーっと
観察したり。

そんな暇なあんたたちの
唯一の仕事

「責任を持つ」

でしょうが!?

ババアはいつの間にか、
課長の部屋から出てきた。

課長はおらず、ずーっと
一人でしゃべっていたようだ。
あああ、おかしい人なのね・・・やはり。


そこへ、補佐がそろそろ・・・と思って
戻ってきたら、

まだばあさんがいたから、
つかまって、少し話をしていたようだ。

ババアが帰った後、
補佐
「うずらさん、あんた、あんなもんに茶なんて
出さんでいいんやッ!!!また来たらどうするんや」

なぜか叱られる。

だって、あんたらわたしに何も説明せんと
逃げたんやんけ!!!

ちょっと変な人やとは思ったけど、
お客さんはお客さんやし、って
対応してさ。

緊急事態だ、と思ったときには
頼りの上司は逃げちゃってだれもいない・・・・。

対応のしようがないやんけ!!!!

課長が相手にするほどのものでもないって思ったり、
相手にしたら厄介なことになるっていうんなら、

はじめに、なんか一言、言い残してから
逃げてよね!!!!

だったらこっちだって
なんとかあしらったのに。
「二人とも会議で今日はもう戻りません」とか言って、帰ってもらうさ。

卑怯だ。

こんな管理職たちに
管理されたくないし、

信頼できないから、
なにかあったときのことを思うと怖い。

やっぱ、飛ばされただけあって、
人の上に立つ自覚も、社会人としての常識もないわね。

新採でこんな姥捨て山に来ちゃったなんて・・・。

神様、わたしなんかしましたか?

やっぱ、牧師さんに、相談しないと!!

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