意外な才能・開花

2002年8月20日
東京滞在二日目は、腐れ縁と幕張に映画を見に行く。

ねこの恩返しだ。

開幕まで時間があったので、ゲーセンへ。
2千円分コインを仕入れ、時間つぶしに最適なコインゲーム(山崩すやつ)に向かう。

うずら、いきなりリーチ。

適当にやってたら1023枚のボーナスが当たってしまう。
大フィーバーで、脈拍上がりっぱなしさ!!!

近くの客が「こんな大当たりは初めて見た」と、興奮して誉めそやしてくれる。

普通は多くて500枚、しかも当たらない。
祭りのように盛り上がったせいか、
10台あった席は、一挙に満席になった。

ああ、勉強とか仕事とかじゃない、
ズバリ「運」という、濡れ手に粟で脚光を浴びるなんてわたしも初めて。

くじもジャンケンも当たったり勝ったことがほとんどない人生だったのだ。

そのゲーム機は、リーチの際、大明神様に祈って鈴を鳴らす
という設定のシロモノで、
一人ひとりのスペースに、鈴はついていないけど紅白の綱が垂れ下がっている。

途中、画面に「鈴鳴らし競争をしよう」というのが出て、
信心の深い人(つまりたくさん綱を揺らした者)にボーナスということになった。

みんなかなり真剣である。
腐れ縁氏、張り切って肩を回すのは恥ずかしいからやめてくれ〜。

合図があり、
狂ったように、ゲーム機を取り囲み、紅潮した顔で綱を揺さぶる大人たち。

この人たちを見ているほうが、ゲームするより楽しいかもしれない。

すると・・・うずら1位!!!
ぶっちぎりである。
体育会系のマッチョ・腐れ縁をも凌いだ。
握力18、腕立て臥せもできない、うずらめが。

また大量コインがなだれ込む。

腐れ縁の隣に座っていたおっさん
「チッ」と、まことに悔しそうにしていたらしく、腐れ縁は受けまくっていた。

もう一度、鈴鳴らし競争があったが、うずら1位、腐れ2位で
登山に行けない鬱憤をゲーセンで一挙に晴らした二人なのでした。

でも・・・・こんな特技、人生で何かの足しになるんだろうか?

綱振り・・・って・・・。

ダメッ、そんな風に考えちゃ、うずらっ!!

その後、相次ぐリーチで台を離れることができず、
結局、映画の開幕時間が過ぎてから、脈を乱れさせ、息を切らして
映画館に駆け込んだのでした。

ねこの恩返しは、ねこたちの後姿が愛くるしかった。

なんで猫の国が悪いのか、とか
(自分の時間を生きられない=ねこの国の住人ってどうしてですか)

バロン男爵ってなんで人形(じゃなく猫形)なのか、

などなど分からなかった。

ちょっとオタクに聞かなきゃな。

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