おそらく、わたしの倍以上はある労働単価のため、
ツボネは残業、大好き。

おうちに帰ると、自分よりも一年早く定年を迎え、
濡れ落ち葉と化している夫と

その母・怒ると無口になるという(賢明!)姑が

タッグを組んで、「いじめるの〜」とのこと。
家事は全て姑がするので、
彼女は家でも用無しらしい。

ツボネのいつもの残業のこなし方:
しゃべって、うろついて、しゃべって、
しゃべって、ヨーグルト食べて、新聞読んで、
しゃべって・・・・・。

帰れって!
邪魔やって!!

さて、今日は、6時にうずらとツボネは残業を言いつけられた。
わたしゃいつも定時だし、たまにはいいか、と思って引き受けた。

ツボネ:さっ、じゃ、みんなで頑張りましょう!!
でも
その前に、課長にお話しがあるの(←別に今やらなくてもいいはず)。

上司:あ〜じゃあ、先に倉庫でやってるわ。

(30分経過)

ツボネ:(倉庫に姿を見せる)事務室、みんな帰ってしまって、電話番がおらんわ。
わたし、頼まれたし(おそらくウソ)、事務室で留守番してるわ。

上司:仕方ないね、じゃよろしく。

(1時間経過)

先輩のおねえさんやってくる:窓口終ったし、手伝うわ。

上司:ツボネさんは?

おねえさん:支所の人をつかまえて、長話・・・。

(つまり、彼女以外にも、事務室に人がいるということ。働け!!!)

(30分後。われわれは倉庫を歩きっぱなしで、ぐったりきてた)

ツボネ:どお〜進んだァ?

上司:資料で見つからないのがあって、今探してるんだけど・・・。

ツボネ:きゃーあ、五木寛之さんのポスターやわぁ。
わたしぃ、寛之さんのエッセイって、最初のうちからほとんど読んでるわぁ〜。
・・・(中略)・・・あれぇ〜これ、なんやろぉぉ〜ね、ね、これなんやろぅか〜?

上司:あ〜それ、違うわ・・・・。

ツボネ:あ、ホラ、これじゃない、これ!!!見て見て!!!

うずら:それ、箱に違う人の名前書いてあるし・・・どう見ても形が違う・・・。

ツボネ:わっからんよ!これかも!!どんなふうにしまってあるかわからんもん。

うずら:はい・・・ですよね・・・(邪魔すんな!!)。

うるさくて、探せやしない。集中力のない、うるさいババアである。
間違いなく、非日常(みんなで残業ということ)に興奮している。

寂しい毎日を過ごしているんだね。祭りじゃないんだぜ?
この調子で、戸締りして門を出るまでに30分かかった。
午後10時なり。ぐったり。

・・・あんたがいない方が進んだよ・・・。

とりあえず、今日はおねえさんの静脈を触らせてもらったので、
(やせている人の手の甲は魅力的である)ちょっぴり、心の安定が保てたわ。

明日はババアと、ババアの言いなりになってしまうこの優しい上司と窓口当番でご一緒する。

また口ばっかりで働かないんだろうな、ババア。

邪魔だし、イライラするから、どうせなら来てくれない方がいいんだけどね。


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